おならが頻繁に出る 自立神経と腸の関係

おならが頻繁に出る 自立神経と腸の関係

おならが頻繁に出る。自立神経と腸の関係。

どうして寝起きは屁がよく出るのですか?

おならが頻繁に出る。

問い 一年ほど前から、おならのことで悩んでいます。ある日突然、頻繁におならが出るようになってしまいました。当時は受験を控えて緊張しているからだと言われましたが、大学に入っても良くなりません。ほぼ毎日で一日十回くらい、食後すぐから三時間以内に三、四回出ます。音もにおいもありません。便秘にならないようにと毎日排便しても治りません。腸の病気なんでしょうか。恥ずかしくて友達にも相談できないので、アドバイスをお願いします。

早食い、食品も原因に/ストレスが原因の可能性も答え おならが多い状態を放屁ほうひ症といいますが、実際におならが多く出ていることを証明するのが難しいのと、おならが多く出ても身体に影響して病気が起こることは少ないため、医学書でもあまり取り上げられてはいません。今回のご相談は「音もにおいもないおならが多い」とのことですが、小生の調べた範囲内でお答えしたいと思います。  さて、おならガスとは何でしょうか? 私たちは食事をする時、食物といっしょに多くの空気を飲み込んでしまいます。また、腸内には常在菌がおりまして、腸の内容物を分解するときにいろいろなガスが発生します。また血液中からも腸内にガスが出てきます。これらのガスや空気は腸管から吸収されますが、多量に発生すると吸収しきれず、おならとしてあるいはゲップとして体外に出ていきます。というわけで、おならは食物を分解して発生したガスと、飲み込んだ空気なのです。  普通はおならの七〇%が空気、残りが腸内で発生したガスです。一日のおならの量は、一〇〇〇―二〇〇〇?、一回の量は五〇―五〇〇?、回数は七―二十回と個人差があります。ガスが多いときにニオイがきつくなります。  腸内で発生するガスにも種類があり、イモや豆を食べて発生するものはメタンが中心でニオイは少ないのですが、肉類、卵、ネギやニンニクを食べ過ぎると、インドール、アンモニア、硫化水素が発生し、悪臭のもとになります。ただ内臓に病気が隠れていて、消化不良をおこしておならのニオイがきつくなることもありますので注意が必要です。  腸管内のガス発生が多い状態としては、牛乳不耐症の人が牛乳や乳糖を摂取すると、小腸で吸収されない乳糖が大腸に到達し、腸内細菌からガスが発生します。またダイエット食品中には、甘味料として小腸で吸収されないラクツロースやフルクトオリゴ糖を多く含むものもあり、ガスが多くなることもあります。ほかにはよくかまないで食事をしたり、早食いで多量の空気を飲み込んでいるためにおならが多くなっていることもあります。  ご相談の方のおならは、音もニオイもしないとのことですので、空気成分が増えたためと考えられ、心配するような内臓の病気の可能性は低いものと思われます。まず食事のし方を注意してみてください。ダイエット食品も多用しているようでしたら、見直してみてください。自分では意識していないストレスが原因になっている可能性もあります。一度は内科を受診して、食生活の指導と、腸管の病気がないか、ご相談されることをお勧めします。

自立神経と腸の関係。

 腸は自律神経と密接な関係があってお互い影響し合っています。自律神経は自分が意識しなくても自動的に働いてくれる神経なので腸とどんな関係があるのか?と思うかもしれませんが、腸内細菌のバランスを整えて腸の働きを良くすると自律神経が整います。また自律神経のバランスが整うと腸の働きも良くなります。

 そしてもう一つ腸にはほかの臓器にはない特徴があります。腸は脳とも直接つながっていて、体に害のあるものが腸に侵入すると、それが瞬時に脳に伝わり反応します。それが下痢です。また反対に便秘やガスが溜まるなど腸が異常を感じれば、すぐさま脳に届いて胃腸の働きを鈍らせることもあります。

 腸は自律神経に影響を与えるだけでなく、脳にも影響を与える臓器、「腸は第二の脳」とも言われるほど大切なものなのです。

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